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第2回 想いの言語化。課題から表現コンセプトへ

お客様が気づいていない独自の価値を深堀りする

表現コンセプトとは?

会社案内における「表現コンセプト」とは、「今回の会社案内で何を軸に伝えるか」を定義した、全体を貫くテーマのことです。キャッチコピーや色・形・トーンといったデザイン、用紙の選択に至るまで、すべて表現コンセプトによって一貫性が保たれます。ターゲットの心を動かし、問い合わせや検討といった次のアクションを起こしてもらうというゴール(目的)に最適化して設定することが大切です。
「表現コンセプトはどうやって決めていくの?」と不安を感じる企業様もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。企業様の想いを言語化し、軸となる表現コンセプトを一緒に作り上げていくことも私たちの役割です。
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訴求ポイントを深掘りするヒアリング

表現コンセプトは、単に「好きな色」や「希望の雰囲気」を聞くだけのヒアリングからでは生まれません。私たちフロンティアは、お客様の頭の中にある想いや強みを言語化するために、次のような問いかけを行います。
「こちらの製品はどのような経緯でできたのですか?」
「スタッフ全員が『ここだけは絶対に譲れない』と感じているこだわりはどこですか?」
この質問の意図は、企業様自身もまだ気づいていない「自社の本当の強み(他社に真似できない独自の価値)」を掘り起こすことにあります。もちろんヒアリングだけでなく、市場や競合他社などについて調べ、企業様がその業界でどのような立ち位置にあるのかを客観的に把握することも欠かせません。
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【事例】ヒアリングから「表現コンセプト」が決まるまで

ここで、BtoB製造業、A社様の事例をご紹介します。A社様は高い技術力があるものの、従来の会社案内は製品の仕様や数値が並ぶだけで「古くさい・地味」という印象を与えてしまい、新規の問合せにつながらないというお悩みを抱えていらっしゃいました。社員様へのインタビューを進める中で浮かび上がったのは、「他社で断られるようなニッチな要望にも、営業と技術者が一緒にヒアリングしながら提案を重ねる姿勢」でした。担当者様は当初、「誠実に、泥臭く対応していくことはうちにとっては日常です。本当にこれが売りになるのでしょうか?」と不安がっておられました。そこで私たちは、既存顧客がなぜA社様を選び続けているのかをさらに深掘り。担当者様と一緒に「困ったときに頼りになる安心感こそが顧客の心を動かしている」という確信を深めていきました。こうして決定したのが、『一番に相談したくなる開発パートナー』という表現コンセプトです。

表現コンセプトを決めるプロセスは、単なる制作作業にとどまらず、自社の強みや存在意義を再定義する絶好の機会となります。次回は、決定した表現コンセプトや強みを「どうやって実際のビジュアルやレイアウトに落とし込んでいくのか?」という『デザインワーク』についてご紹介します。どうぞお楽しみに。
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